見分け方

甘くておいしいミニトマトの見分け方!失敗しない選び方を紹介

2024年4月14日

トマト愛好家なら誰もが抱える疑問、それはスーパーや青果店「どうやっておいしいミニトマトを見分けるか?」です。

 

店頭では、購入前の商品に直接触れて確認ができないため、甘いミニトマトの見た目や、おいしいといわれる品種について把握しておきましょう。

 

店頭に置いてあるミニトマトよりも、新鮮で甘く、おいしいものを購入できる、産地直送についてもお伝えします。

 

市場に並ぶさまざまなミニトマトの中から、甘みと酸味の完璧なバランスを備えた、本当に質の高いトマトを選ぶ技術は、毎日の食事を格別なものに変えてくれます。

 

本記事では、甘くておいしいミニトマトの見分け方について紹介します。

 

甘くておいしいミニトマトの見分け方

スーパーや青果店などの店頭で、甘くておいしいミニトマトであるかを判断するには、見た目の特徴を知っておく必要があります。

 

本章では、甘くておいしいミニトマトの見分け方についてお伝えします。

 

ミニトマトにつやとハリがある

甘くておいしいミニトマトを判断するには、水分がたっぷりで、実がつまっていてつやとハリ、弾力があることを目安にしましょう

 

また、丸みを帯びた形状は、水分を豊富に含んでいると判断できます。

 

対して、表面が角ばっている、デコボコしているなど形がいびつなミニトマトは、実が空洞になっていることがあります。

 

丸みを帯びていないミニトマトには、酸味成分が多く含まれるゼリー状の部分が多いこともあるため、避けた方がよいでしょう。

 

ミニトマトのへた付近まで実が赤くなっている

ミニトマトは、実が濃い赤色になっていると完熟している状態です。完熟すると甘味・うまみ・酸味がほどよい状態になります。

 

へた付近までしっかり熟して赤くなっているか確認しましょう。

 

へた付近の実まで、しっかり赤く色づいているミニトマトは、「甘くておいしく食べごろである」と判断できます

 

一方で、色が薄いミニトマトは熟しておらず、酸味が強い状態です。その場合は、ミニトマトを通気のよい場所に置き、「追熟」すれば甘くておいしいミニトマトになります。

 

追熟する際の温度は、高くなれば早く低くなれば遅くなり、「決まった温度はない」とされています。

 

甘くておいしいミニトマトをすぐに食べたい場合は、店頭に置いてある時点で、へた付近まで実が赤くなっているものを選びましょう。

 

下記の記事では、ミニトマトが黒っぽくなっているときの原因や、食べられるかについて紹介しています。あわせてご覧ください。

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へたが緑色で元気に反っているもの

甘くておいしいミニトマトを選ぶ際は、へたが緑色で元気に反っており、しおれていないことを確認しましょう。

 

新鮮なミニトマトのへたは、濃い緑色でハリがあります。対して、へたがしおれているのは、収穫されてから時間が経ち、水分が抜けている状態です。

 

店頭に並んでいるミニトマトについては、へたがしおれているものが熟成していると判断できます。

 

スーパーや青果店で販売されるミニトマトは、生産者の元から出荷され、店頭に並べられるまでに時間がかかるため、熟す前に収穫されます。

 

そのため、ミニトマトのへたが緑色でしおれているかどうかは、収穫されてから時間が経ち、熟成が進んで甘くなっている目安になります。

 

店頭に並べられているミニトマトは、へたが緑色で、元気に反っているものを選びましょう。

 

なお、へたが黄色や黒に変色しているミニトマトは、鮮度が落ちている可能性があるため、注意が必要です。

 

甘くておいしいミニトマトを品種で見分ける

おいしいミニトマトをスーパーや青果店で見分けるときは、品種の表記を確認する方法もあります。

 

ここでは、スーパーや青果店で扱われているミニトマトの中でも、「甘くておいしい」といわれている代表的な品種を紹介します。

 

甘さもほどよい酸味も楽しめるアイコ

楕円形でしっかりとした歯ごたえが特徴のアイコは、1粒あたり10~20gほどの大きさで、甘さと酸味が絶妙なバランスのミニトマトです

 

アイコの実は、酸味が強いゼリー状の部分が少なく、甘さが楽しめる果肉がしっかり詰まっています。

 

アイコには、以下のように複数の種類があります。

 

  • アイコ:赤色で細長い楕円形(18~25g)
  • イエローアイコ:黄色で細長い楕円形(18~25g)
  • オレンジアイコ:朱色のようなオレンジ色(約20g)
  • チョコアイコ:チョコレートのような赤茶色(10~15g)
  • プリンセスアイコ:アイコよりもややツヤがすくなくサイズは小さめ(約20g)

 

色は、上述のように赤色のほか、黄色・オレンジ・赤茶色があります。甘いだけでなくほどよい酸味も楽しみたい人はアイコが向いています。

 

フルーツのような甘さを求める人は、アイコよりも甘い品種の「イエローアイコ」や「プリンセスアイコ」がおすすめです。

 

イエローアイコは鮮やかな黄色が特徴のミニトマトで、さわやかな甘味です。プリンセスアイコはアイコよりも一回り小さく、薄皮で濃い甘味が楽しめます。

 

アイコは種類によって味わいが異なるので、店頭で見かけたら購入し、食べ比べをしてみるのもいいでしょう。

 

鮮やかな黄色がかわいいイエローミミ

鮮やかなレモンイエローが食卓に彩りを添えるイエローミミは、薄皮で丸形のミニトマトです。大きさは1粒あたりおよそ15gです。

 

酸味が少なくフルーツのような甘さのため、おやつ感覚で食べられます。トマトの酸味が苦手な人でも挑戦しやすいでしょう。

 

イエローミミはそのまま食べる以外に、ジュースやゼリーにしてもおいしくいただけます。

 

さわやかな甘さのイエローミミは、酸味が少なく皮が薄いため、フルーツ感覚で楽しめる品種です。

 

加熱調理で一層おいしいシシリアンルージュ

細長い楕円形で小さななすのような形のシシリアンルージュは、加熱調理でうまみが増す点が特徴のミニトマトです。

 

大きさは1粒あたり20~30gと、他のミニトマトよりも大きめです。

 

加熱調理が推奨されている品種ですが、甘味が強く、酸味とバランスがとれているため、生食でもおいしくいただけます。

 

加熱調理をする場合は、フライパンにオリーブオイルを熱し、シシリアンルージュを炒めて塩こしょうするソテーなら、独特の味わいを楽しめるでしょう。

 

加熱調理で甘くておいしくなるミニトマトを探している人は、シシリアンルージュを試してみるのも一案です。

 

フルーツ感覚で食べられるアメーラルビンズ

スーパーや青果店に置かれているミニトマトの中で、高級なパッケージが目を惹くアメーラルビンズは、10度を越える糖度が自慢です。

 

楕円形で、ルビーのように真っ赤な実は、パキッとした歯ごたえが特徴です。ゼリー状の部分が少なく肉厚で、甘味と栄養がたっぷり凝縮されています。

 

フルーツのような味わいでありながら、トマトの風味も楽しめます。

 

アメーラルビンズのおいしさを堪能するためには、そのままのうまみと歯ごたえを実感できる生食がおすすめです。

 

サラダに加える以外にも、スイーツに添えてもよいでしょう。

 

アメーラルビンズは、パキッとした歯ごたえで、フルーツのように甘くておいしいミニトマトです。

 

 

甘くておいしい産地直送のミニトマト

甘くておいしいミニトマトを探している場合、産地直送で購入するのも一案です。

 

ミニトマトは完熟してから収穫すると、最もおいしく食べられます

 

しかし、スーパーや青果店では、熟す前に収穫されたミニトマトが販売されているケースが大半です。

 

スーパーや青果店で販売されているミニトマトは、出荷されてから店頭に並べられるまでの流通経路で、時間がかかります。

 

そのため、店頭に並べるためのミニトマトを熟してから収穫すると、熟しすぎたり、輸送中に傷んでしまったりすることが理由です。

 

産地直送なら、真っ赤に熟してから収穫されたミニトマトが自宅に届きます。新鮮で甘く、最もおいしい状態のミニトマトが手に入るのです。

 

家庭菜園ならミニトマトが熟してから収穫できるため、最もおいしい状態でたくさん食べられます。

 

下記の記事で、家庭菜園について紹介しています。あわせてご覧ください。

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青果圃のミニトマト!フルーツを超える甘さで選ぶ極上の味わい

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青果圃のミニトマトは、まるで高級フルーツのような驚きの糖度を誇ります。

 

あかしずく」は12月から5月まで糖度11度以上、6月から11月は糖度10度以上を保証。

 

一方、「あまこぼれ」も同様に12月から5月は糖度9.5度以上、6月から11月は糖度8.5度以上を誇ります。糖度選果機による全粒測定で、その甘さは確実に保証されています。

 

このミニトマトは、単に食べるだけでなく、さまざまな料理にも完璧にマッチします。

 

前菜、メイン、デザートまで、どんな食事にも加えることで、一層の風味と豊かな味わいが生まれます。

 

また、すべてのトマトは無添加で、そのままでもお酒に割っても楽しむことができます。健康志向の高い方や、毎日トマトを楽しみたい方々に最適です。

 

その美しさと健康への配慮が詰まったパッケージは、贈り物として受け取った方が大変喜んでくれます。

 

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甘くておいしいミニトマトの見分け方についてよくある質問と回答

甘くておいしいミニトマトの見分け方について、よくある質問と回答についてまとめました。

 

質問と回答を参考にしながら、甘くておいしいミニトマトを選ぶ際のポイントを押さえるとよいでしょう。

 

質問1. 甘くておいしいミニトマトを見分けるポイントは何ですか?

回答: 甘くておいしいミニトマトを見分けるポイントは、果実の色や形、香り、へた部分の様子です。

 

甘いミニトマトは、へた付近まで果実が濃い赤色になっており、丸みを帯びた形状です。

 

果実につやとハリ、弾力があることも、甘いミニトマトである目安になります。

 

また、へたが緑色で元気に反っており、しおれていないものも、新鮮でおいしいミニトマトの基準です。

 

しかし、店頭に並んでいるミニトマトについては、熟成してへたがしおれているものが、甘くなっている状態です。

 

質問2. ミニトマトの色で甘さを判断することはできますか?

回答: ミニトマトの色は甘さを判断する一つの指標になります。

 

一般的に、濃い赤色をしているミニトマトほど、熟して甘みが強い傾向にあります。

 

しかし、黄色やオレンジ色で甘いミニトマトの品種もあるため、色だけでなく、ほかの要素も合わせて判断することが重要です。

 

質問3. ミニトマトの硬さは甘さに影響しますか?

回答: ミニトマトの硬さは甘さに影響しています。

 

甘くておいしいミニトマトは、水分がたっぷりで実がつまっているため、ハリと弾力があります。

 

質問4. 甘いミニトマトを選ぶ際に注意すべきことはありますか?

回答: 甘いミニトマトを選ぶ際には、実が全体的に黒っぽく変色していないか、通常と異なるにおいがしていないかのチェックが重要です。

 

ミニトマトは完熟すると糖度が高くなり、甘くなりますが、完熟させすぎると腐敗が始まります。

 

腐敗したミニトマトやトマトは、柔らかくブヨブヨした感触で、生ごみのようなにおいや、通常にはない酸っぱいにおいがします。

 

★内部リンク

⑫黒っぽいミニトマトは食べられる?黒くなる原因と判断方法を紹介

 

さいごに:甘くておいしいミニトマトを見つけよう

本記事では、スーパーや青果店で甘くておいしいミニトマトを選ぶときの2つの方法について、紹介しました。

 

1つめは、見た目を確認する方法です。つやとハリがあり、実がへた付近まで真っ赤に色づいているミニトマトが、完熟している甘いトマトです

 

2つめは、「甘くておいしい」といわれている品種を選ぶ方法です。代表的な品種として、「アイコ」「イエローミミ」「シシリアンルージュ」「アメーラルビンズ」などが挙げられます。

 

お伝えした見分け方を参考にして、店頭に並んでいる甘くておいしいミニトマトを選びましょう。

 

 

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